■採用担当者の役割(会社と求職者とのコーディネーター役)
採用担当者の課題は、折角採用しても、直ぐに退職されることです。そこで、退職者の退職理由でもっとも多い人間関係には注意を払う必要があります。配属する職場の上司や同僚の職場風土に求職者が馴染むことができ、力を発揮できるかどうかを注意深く観察する能力が必要です。闇雲に、いい人材だからといって採用し、配属しても、組織風土によっては直ぐに退職してしまうことにつながります。
職場風土には人間関係と仕事の性質の両側面で捉える必要があります。
仕事の性質は、適性などを把握して適材部署に配属が前提にして、人間関係で生きる人か、リタイヤする人かを考察します。
ある求職者を面談して感じ取れた人間性・性格・雰囲気などを考慮して、求人している職場の課長との相性はどうか、同僚とうまくいくか、などイメージしてみてください。適性検査では十分過ぎるほど持ち合わせていたとして、元気一杯の職場で、厳しい課長の職場に、大人しい、消極的な性格の人を入れた場合は・・・・・・とイメージしてください。具体的に組織の人間の顔と言動を浮かべて求職者の顔をすり合わせてください。
そうすると、この求職者を採用して良いか、悪いかが見えてきます。
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