2012年5月18日金曜日

■一生懸命に隠された落とし穴

■仕事の仕方Ⅰ 一生懸命に隠された落とし穴


あなたの周りに、一生懸命を通り越して悲壮感漂う一生懸命に仕事に取り組んでいる人を見かけませんか?

例えば、朝から晩まで仕事??休憩も控えめに、資料作成。しかし、出来上がった資料はピントがずれていて、使えない。

また、クレームの対応の仕方で、
ホテルの一室にお客様からのクレームがあり、お伺いしてのシーン

どんなに非がお客様にあったとしても
まずは、すいません・・・と頭を下げて
お客様の言い分を真摯に聴く。

それが、終始、ホテルは悪くない、俺の対応はおかしくない!自分の正当性を話、お客様が間違えている点を攻め続ける。

最後にはお客様が切れて収集が取れなくなる。


しかし、本人は一生懸命働いていると思っているし、確かに時間もついやしている。



一生懸命する行為はとても素晴らしく、そのひた向きな姿勢に感動をさえ受けるものです。

しかし、周囲に認められていないことに気付かない、

     このような、 一生懸命な後ろ姿は、周囲にとっては非常に迷惑なものです。

周囲の同僚や上司は、なかなか注意はしない。仮に注意したとしても本人は悪いことをしたと思っていない。


そして、放置される。


これでは、負のエネルギーをまき散らされている職場風土は、生産のない組織です。



本人の状態は、まさに裸の王様の状態です。


少しかわいそうな気がしますが、周囲もお手上げ。



組織風土の改善をする場合には、このように負のエネルギーを出している人をどのように扱うかが重要になります。本人には悪意はないので、根気強く説明して理解を求めるか、研修などで気付くように働きかけをするか、よくよく考えて対応する必要があります。

人は気付きのレベルにより行動に変化が現れます。
正しいことをいくら伝えて聞いたとしても、腑に落ちるというような理解の深さでないと、説教をしても改善されないのです。

ただ、一番良くないことは、放置しておくことです。

このようなことを研修会社など利用して改善することも一つの方法です。

放置しておくと確実に生産性の悪い組織風土になります。

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